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2010年12月04日

武士の家計簿

【菊】のお仕事は、経理です
商業を卒業してますから、
珠算/能力・実務、簿記等々は卒業の為の必須科目と言う事で
履歴書には列挙されていますが

しか~し、家計となると、ざっくり家計簿
当初は、こまごま毎日の記録や、月や年で収支を出していましたが
夫婦二人の家計になると出るもの入るもの、
そんなに変化もなく、やや大ざっぱになりがち。

しかし、【菊】・・・・と、あることを目指して来年からは
しっかり、がっちり貯めます

で、ちょっと気になる映画が
『武士の家計簿』(今日12/4(土)全国公開)
武士の家計簿

主人公は幕末の加賀藩・猪山直之。
刀を振るって剣術稽古
・・・そんな武士のイメージを覆す彼の職務は
「御算用者(ごさんようもの)」といって、
今でいう会計や経理。

そろばんの才能を買われて
御算用場(藩の会計部門)で出世してゆく直之。
ところが、武家社会の決まりごとによって
家計の赤字は増え続けていました!

例えば武士は、身分に合った人数を
雇わなくてはならなかったり、
冠婚葬祭や親戚づきあいなどお金のかかる年中行事も、
武家では重んじられています。

結果、積もり積もった猪山家の借金はなんと年収の2倍に(>_<)

でも、ここからが会計のプロである御算用者・直之の
腕の見せどころです。
知恵の詰まった"やりくり術"を駆使して乗り切っていきます。

★その1:家財を売り払う
家族全員が最低限のものだけを残して、本、茶道具から着物まで
計88品目を売却。
「使うもの」「使わないもの」をきっちり見分け
現代換算約1,025万円を捻出!

★その2:質素倹約に努める
・息子の袴儀(はかまぎ)の祝いの鯛を
 絵に描いた鯛で乗り切った!
・職場に持参する弁当は豪華なものを止め、
 竹皮に包んだ握り飯とさつまいもに!
・売り払った囲碁セットに代わり、
 手書きの碁盤と貝殻で作った碁石で一局!
子供の行事など大切なことはきちんと行い、
削れるところを削る知恵と工夫が立派です^^

そして何といっても・・・
★その3:家計簿をつける!
かかった費用はその日のうちに記録
古書店で実際に発見された猪山家36年間にわたる家計簿は、
わずか2~3ミリの小さな文字でびっしりと
まんじゅう1個、大根1本まで余さず記録する
緻密なものだったといいますびっくり!


幕末の動乱から明治維新という激動の時代、
世間体や見栄を捨てて誠実に生きた直之と、
それを支える家族3代の物語。
いやぁ、是非チェックしたい映画です!

<『武士の家計簿』公式サイトはこちら





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Posted by kansai at 08:00
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